泥沼記

ねこぢる大全

YouTubeで動画を漁っていると「31歳で急逝した漫画家の不条理ブラック漫画!」なんて風に紹介されているこの漫画を見つけた。動画そのものは見なかったけど…。

おそらく漫画自体は昔何かの拍子に知っていた気がするんだけど、完全に記憶から抜け落ちていた。

 

なんとなくGoogle画像検索でつまみ読みしているうちに気になりすぎて、Amazonで買おうとしたらkindle unlimitedの対象だそうで、3ヶ月299円体験キャンペーンもやっていることだし早速入会して読んでみた。(ギリギリで2ヶ月無料入会を逃した…)

 

正直気になっていたのは『ぢるぢる旅行記』のみで、他は面白かったら読もうか程度に考えていたが、他作品もなかなか面白い。

YouTube動画の謳い文句通り、不条理で残酷な結末の物語ばかりだが、意外にもストレスを感じず癖になる。

可愛い絵柄で残酷な話というのはやりすぎると幼稚で馬鹿馬鹿しく思えてきそうだが、ギリギリそう思えない絶妙なラインを突くものばかり。虚しい気持ちになったり、アホ可愛くて笑えたりで満足。

 

気づいたら上下巻とも、読破してた。ゲームも漫画もこの年代の作品は妙な毒々しさがあって良いっすね。

 

ちなみに期待して読んだ『ぢるぢる旅行記』も大満足で、猛烈にインドに行きたくなっている。こういうアジア圏の飾らない旅行記は大好物だし、ネパール編が未完なのが本当に惜しい!