泥沼記

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

誰よりも狙われた男(2014)

ジョン・ル・カレ原作。主演はフィリップ・シーモア・ホフマンで、本作が彼の遺作となってしまった…。 非常に落ち着いた雰囲気の作品だが、退屈で眠たいところは一切無くテンポ良く進む秀作。 以下ネタバレあり。 本作の見どころはなんといってもバッハマン…

交渉人(1998年)

サミュエルL・ジャクソン、ケヴィン・スペイシーの超豪華ダブル主演。 二人とも癖のある人物を演じることが多いイメージだが、正々堂々とした主役の演技がおがめる貴重な作品。 完成度は高く、適度なドキドキ感で娯楽作品としては最高。王道のハリウッド・サ…

沈黙 -サイレンス-

原作は遠藤周作の「沈黙」 巨匠マーティン・スコセッシ監督による映画化。 ふと夜中に思い出したのが、2年前に見たこの映画のラストシーン。小さな十字架を手に隠して火葬されるロドリゴ神父のイメージ。今でも鮮烈に焼き付いている。 当時は、『逆さ吊りの…

キャプテンマーベル

キャプテンマーベル、滑り込みで見ることができた。 正直あまり期待していなくてエンドゲームの為に義務的に見るテンションだったが、中々楽しめた。 アメコミ映画を見る前には原作の設定などが気になるところだが、なるべく予備知識無しで見るのがオススメ…

生きてこそ(1993年)

ウルグアイ空軍機571便遭難事故を題材にした作品。 実話を基にしているからこその説得力。丁寧な作りで良い映画だった。 若かりしイーサン・ホーク(当時22歳くらい)のロン毛姿も楽しめる。 以下ネタバレあり。 極寒のアンデス山脈、4000メートル地点に墜落…